2013-01-01から1年間の記事一覧

かなしみ

食器洗い機というのやろうか、あれがずっと台所の棚のなかでねむっていて、すっごい場所をとっているから、この場所があればもっと収納とかできそうやと思って、リサイクル業者のひとに持って行ってもらおうと電話をして、昨日の夜、準備してた。そしたらそ…

これから

昼、スーパーへ行くと、このあいだの日曜日、結婚パーティーだった友だちのおかあさんに会った。わー、こないだー、と、うれしくなって少し話した。近くで話していると、ああ、やっぱりそっくりやなぁ、って、親子やなぁ、って、おとうともそっくりやなぁっ…

「やさしいぴあの」

やさしい曲を上手に、きれいに、ひくよう努力すること。ひく時には、誰がきいていようと気にしないこと。 ロベルト・シューマン『音楽と音楽家』(吉田秀和訳、岩波文庫)より と、嶋田さくらこさんという方の、やさしいぴあのという歌集に書いてあって、じい…

あ、夢日記

夢日記をつけようかな、と思いはじめたのが、おとといか、その前の日か、その前の日。でも、朝起きたら、夢日記のことなんて忘れてる。で、日中、「あ、夢日記、」と思い出す。だから、昨日の夜、ベッドから手を伸ばせば届く、たった今わたしが座っている椅…

そよそよ

【・質直=つつましくまっすぐ】 毎日いそがしくて、あっという間に夜になります。「質直」は宮澤賢治の本に載っていました。つつましくというのは、遠慮深い、礼儀正しい、しとやか、という意味だそう。しとやかは、淑やかと書きます。質直って、しつちょく…

君と言うひと

あんまり普段耳にしないけど、たまに「君(きみ)」と言うひとがいて、お、君って言った、と、わたしはちょっと反応してしまうのだけど、それはわたしだけなのかな。けっこうおるんかな、君って言うひと。君って、いいと思う。もっとみんな使ったらいいのに。…

麦ごはん

麦ごはんが好きです。麦ごはんをはじめて食べたのは中学生のとき。おなじ部活だったはるさんと、スーパーの食料品売り場をうろうろしているときに、「これ混ぜたら、ごはん2杯食べれるで。めっちゃおいしいねん」と、教えてもらったのだった。それを聞いた…

色あせたもの

けっこう寒くなってきたからなのかな、あったかいお茶をいれてもすぐ温くなって、あっという間に冷たくなってしまう。わたしのすぐ左横には、本とか、辞書とか、手帳とか、チョコレートの箱とかが、不安定に積み上がっていて、その一番上には、ちくま文庫の…

記憶

昨日あたりから金木犀の匂いが強くなった気がする。金木犀といえば、毎年思い出す場所があって、思い出しては、ちょっと行ってみる。行ってみると言っても、家のすぐ近く。今日も雨のなか、ぐるーっと遠回りをして、そこを通って帰ってきたら、やっぱり、ち…

わからないけど

なにがということもなく、ただずっとちょっと落ちつかなくて、ああ、これは百合子さんの言ううろうろした気持ちに近いのかなぁ、なんて思ったり、どうなんかなぁ、ちょっとちゃうかなぁって思ったりして、なあなあ、こう思うんやけど、の「こう」をうまく言…

10月の20日

今日はおかあさんの命日。バイトが終わって、電車で帰ってきて、駅を出ると、雨の日の外の空気。今日はわたしが外を歩いているときずっと、朝も昼も、傘をさすかささないか迷うくらいの雨で、迷って、一応さして歩いた。 このあいだから、雨の日の外、いいな…

「父と暮せば」

カステラは切って食べるより、ちぎって食べるほうがおいしいって、NHKの朝のドラマ「ごちそうさん」で言っていて、へえ、と、買ってきてちぎって食べてる。甘い。おいしい。 夕方、テレビをみていて、あまりおもしろくないので、外に出た。ツタヤディスカス…

うぃ

職場にSさんというひとがいて、そのひとはいつもお昼くらいに、「ういーす」と出勤してくる。Sさんが「ういーす」と出勤してくると、わたしもいつのまにか「うぃ」と、あいさつするようになった。けっこう無意識に。でも、今日、「うぃ」と言ったら、「うぃ」…

おいしそう、小籠包

電車の広告に、小籠包の写真が載っていて、おいしそうやなぁ、とみていた。近所にあるホテルの広告で、ビュッフェ3500円と書いてある。ビュッフェってなんやっけ、バイキングみたいなんかな、と思ってじいっとみる。3500円高いなぁ、とじいっとみる…

左と右

さっき、チョコレートを買いに外へ出て、少し遠いほうのスーパーへ向かって歩いていたら、後ろから、黄色いペットボトルのケースをななめ掛けにした、まだ小学生になっていないくらいの男の子がふたり、ぺたぺたと音をたてて走って、わたしを追い越して行っ…

ごはん

お弁当。アンソロジーの本がとってもいい。お弁当について書かれたエッセイが詰まっていて、読んだことあるものもたくさん載っているけど、つまり、それは、わたしの好きなひとたちがたくさん集まっているということ。すてきや。はじめて読むものもたくさん…

みんな

水道管のそうじのひとがくるからと、朝からせっせと、家のなかをきれいにした。たまにこうしてだれかがくれば、きれいを保てるのに。気持ちよいです。そして、夕方からのバイト行きたくねえなぁと思ってます。みんな、よくがんばるなぁ。税金とか、健康保険…

たね

大事にしたいもの、自分でわかってる。むずかしくしてる。かわしまよう子さんの花の本をみてると、どんどんシンプルになっていく気がする。いつもする。でも忘れてしまう。大丈夫やって。必要なもの、全部ある気がした。それも忘れて、また思い出して忘れる…

こことそちらと

あるものを、ぼんやり読んでいたら、あ、これ、わたしのことやな、と思う文をみつけて、ひとからみたわたしをちょっとだけ知る。全くおおげさなものじゃなくて、ふと、すこーしだけ出てきた、他者からみたわたし。わたしが他者か。よくも悪くもない、ただ、…

やわらかくて きもちいい風

もう、9月。ちょっと寒いくらい。このあいだ、中国茶を買った。おいしい。いろいろ調べていると、中国茶教室なんかあって、そんなのみると、行きたくなってしまう。なんとか教室に行きたくなるというのは、昔からそうで、小学生のころ、習い事をたくさんし…

夕方の色と

ぴいちゃんちに野菜を届けるついでに、このあいだ、部屋でみつけた幼稚園のころの写真を持って行った。みつけたとき、あはは、おもしろいなぁと思ったから。ぴいちゃんとは、幼稚園の年長組のとき、おなじクラスだったのだった。長いつきあい。写真のなかの…

寝ぐせ

毎朝、寝ぐせがすごい。それに、わたしはいつもぎりぎりまで寝ているから、直す時間がぜんぜんなくって、ストレートアイロンでものすごく適当にのばして仕事に向かう。仕事に向かう途中、歩くわたしの影をみて、寝ぐせ直ってないな、とたまに思う。まあいい…

中国茶

中国茶が気になる。このあいだ、本屋さんで立ち読みをしていたら、なにかの雑誌に、市川実日子さんのインタビューみたいなのがあって、そこに、「中国茶が好き」と、さらっと書いてあって、へえそうなんやぁって、そういえば、中国茶、おいしかったなぁ、と…

メールメール

帰ってきて、携帯をみると、Kさんからメールが届いていた。Kさんのメールはおもしろい。Kさんが普段話すことばが、だらだら〜っとそのまま書いてあって、うれしい。図書館で借りた、フランスの作家の本を読んでいて、わたしを思い出してくれたらしい。う…

入れ子みたい

この部屋で。全部、みて、手で触れて、ほこりを取って。みて。ここは誰からもみえないから、わたしがここで逆立ちしていても、ラジカセのみどり色の穴にイヤホンをさして音楽を聞いていても、それがなにかも、着ているTシャツの色も、今、パソコンに向かっ…

おなじ本

ひさしぶりに図書館へ行った。今日行ったのは、わたしの住んでいる区の図書館じゃなくて、バイト先の近くの図書館。ずっと前に、ここにあるでって教えてくれたのは、よっしだ。よっしは、昔よく行ってん、雰囲気が好きやってん、と言ってた。よっしが言う昔…

明日は朝ごはん食べよう

今日、本屋で働いているときに、コミックにシュリンクをしながら、今日発売の「いつかティファ二ーで朝食を」の三巻の表紙を、ずっとぼんやり見ていた。帯の文は、今はもう忘れてしまったけど、湯気と、ジュジュジュという音と、なんちゃらなんちゃら、って…

お祝い

仮免に合格して、バーベキューでお祝いっていいなって、昨日、思ってた。自分のなかで、おおきなことで、なにかするとき、一生懸命、全神経そそいで、それに向かえれたらいいなって思う。それって、わたしにはものすごくむずかしくて、そうできたらいいな。…

シャンプーのひとの日常

このあいだ、髪を切りに行って、シャンプーをしてくれた若い男の子から、一瞬、お酒の匂いがちょっとした。このひと、昨日けっこうお酒飲んだんやなって、一瞬思って、忘れた。それで、席に案内してくれるとき、前を歩くそのひとの、半袖から出ているひじに…

なにを思いますか

昨日、なんかしんどいなぁと思っていて、変で、ふるえてきて、おそらく軽い熱中症みたいになって、といっても、自分で氷まくらを作ったり、ネットで、熱中症になったらどうしたらいいかを調べれるくらいやったから、そんなにたいしたことなかったんやと思う…