わからないけど

なにがということもなく、ただずっとちょっと落ちつかなくて、

ああ、これは百合子さんの言ううろうろした気持ちに近いのかなぁ、

なんて思ったり、どうなんかなぁ、ちょっとちゃうかなぁって思ったりして、

なあなあ、こう思うんやけど、の「こう」をうまく言われへんし、そのぼんやりした「こう」は、

すぐ忘れてしまったり、また思い出したり、変わったり、また元にもどったりして、

まあそれでいっかってなったり、ほんとうにそれでよくなったり、やっぱりいやになったりして、

ざざーん。


近いようですごく遠い。やっぱり混ざらないんだな。

混ざらないけど、ちょっと混ぜたいんだな。なんでやろうね。おい。