いつも元気でおりたいねん

今日、「元気やった?」と聞かれて、

ああ、しんどいなぁ、って思っていたから、

「うーん、あんまり元気じゃないです、眠たい」って言ったら、

「ふちのさんは元気じゃないとあかんやん」って言われて、

わたしいつも元気やったっけ、知らんけど、

あ、そう? って思って、元気でおりたいって思った。

そうそう、いつも元気でおりたい。だから、おることにした。



百合子さんの富士日記(上)を、また、持ち歩いていて、

帰りの電車のなかで読んでいた。

『夕食 外川さんに貰ったわかさぎで、天ぷらをする。大へんおいしい。

泰淳十匹、百合子二十匹、花八匹ほど食べる。ポコ一匹(しっぽを残す)。

夜は西風が強くなる。車のカバーが吹きとばされていないか見に行く。

カバーの上に二、三個溶岩をのせる。風呂をやめる。』


元気そう。