2014-02-05 息をするかたまり 「息をするかたまりとして目を開けて靴を履くとき人間である」という、東直子さんの短歌が大好きで、わたしはしょっちゅう思い出す。ゆきち(うさぎ)のからだがどくどくなってるのをみてるときとか、単純やけど、朝目を覚まして布団から出るまでの間とか、だれかの背中をみたときとか、電話の声をきいたときとか。ほんとうにしょっちゅう。息をするかたまり。息をするかたまり。あちらこちらに息をするかたまり。