エンディングノート
NHKで今やっている朝のドラマ、あまちゃんを見ている。
毎回は見れていないけど、だいたい見てる。
おとうさんが録画しているから、それを、
お昼ごはんを食べながら見たり、晩ごはんを食べながら見てる。
ちなみに今日のはまだ見てない。
最近、あまちゃんを見てると、見ているだけで胸がいっぱいになるというか、
まっすぐ見れない。目を逸らして、でもすごく気になってる。そんな感じ。
いや、そんな感じでもないな。
きらきらしていて切なくなる。
と言うのも、ちょっと違うかな。どうかな。
なんとなく、映画「エンディングノート」を見たときの感じに似ている気がする。
言いきるのは、またちょっと違って、ほんの少し、ちょっと、似ている。気がする。一瞬。
がん告知を受けて、もうそのときには手術ができないくらい進行していて、
これまでずっと「段取り」を重視してきたというこのおとうさんが、
自ら、お葬式までの段取りをする際のドキュメンタリー映画で、(説明が下手でごめんね)
お葬式の場面からはじまるし、タイトルも「エンディングノート」やし、
もうこのおとうさんは死んじゃっているんだってわかっていたけど、
でも、生きていて動いているこのおとうさんがいっぱい映っていて、
話すのが上手くて、孫に会うとでれでれ笑って、たまにふざけたりもしていて、
ほんとうに思いっきりキュートに生きていて、
わたしは途中で見れなくなって、目を瞑って見たんやった。うす目で見た。
「エンディングノート」のパンフレットを買っていたから、それを今ちょっと見た。
「今みたいに楽しいときは、必ずいつか終わってしまう」と、
砂田麻美監督は、幼いころからずっとはっきり思っていたというようなことが書いてある。
今からちょっとこれを読む。また映画も見よう。
あまちゃんは、楽しそうすぎるんだな。