パンケーキ食べたい

おととい、昨日、今日と、雪舟えまさんの「バージンパンケーキ国分寺」を読んでいた。

電車の中と、寝る前にちょっと。

この本を読んでいると、足があったかくなるような感じがする。

きれいな、水というか、お湯というか、湯気というか、お風呂の湯気に近い。

あと、火、炎。炎はコンロの青い炎。お湯を沸かす音、鍋で煮る音。黄色い明かり。甘い匂い。

わたしの中では、そんな感じ。

今日、仕事中に、シスター・マーブルと盛の章を思い出して、急にじいんとしたのは、

シスター・マーブルが感じたことというか、思ったことが、この世にあることがうれしいと思ったんやと思う。

小説やとか、現実やとか、それってなんやろうと思った。

すぐとなりみたい。


それで、あまりにもパンケーキがおいしそうやから、わたしも食べたくなった。

でも、パンケーキってなにかいまいちわからなくて、

そもそもわたしはパンケーキって食べたことないかもしれへん、

ホットケーキとはまた違うんかな、と思いながら、

スーパーでホットケーキミックスを買ってきて、焼いて食べた。3枚焼けたから、3枚食べた。